~当院で推定1日塩分摂取量を測定できるようになりました~
高血圧治療ガイドラインで推奨されていて、最近テレビでもよく紹介されている検査です。身長体重、尿検査(尿中ナトリウム、尿中クレアチニン)を測定し、推定式で計算する簡単な検査です。
日本人の1日塩分摂取量は平均10.4gと言われ、世界的にみても高いです。
高血圧は減塩が効果的で、1日塩分摂取量は6g未満を目標とされていますが、実際自分の塩分摂取量がどれくらいか?と数字ではイメージしにくいものです。塩分過剰摂取者の意識調査では、「自分の塩分量は平均以下」と思っている方が半数以上いたという報告もあります。
食塩過剰は高血圧のほか、心臓病、腎臓病、脳卒中や胃がん、骨粗しょう症でも悪影響があると言われています。食生活を見直すきっかけに推定1日塩分摂取量を測定してみましょう。
自費検査 700円 予約不要です。
高血圧症をお持ちの方は少なくありませんが、診察室で計る血圧はご自宅で落ち着いたお気持ちで計る血圧より高くなるのが普通です。
診察室で一回計った血圧が高かったからといって、いきなりお薬を処方するのは間違っています。ご自宅ではどうなのか、生活習慣で改める点があるか、それを実行できるかから検討します。
お薬を始めるにあたっては、お薬を飲む意義についてよく相談し、最少量を探ってゆきます。
糖尿病は、はじめは症状はないものの、放置しておくとさまざまな合併症を引き起こし、寿命を縮める危険が高くなります。食事や運動など生活スタイルを見直して、治療に取り組んでいくことが大切です。
コレステロールが高いと即病気なのでしょうか?
高コレステロールの治療とは、病気(脳梗塞や心筋梗塞など)になる危険を管理することをいうのだと思います。ですから数字がある範囲を超えたから即、薬を処方するわけではありません。
本当の健康とは何か?を話し合いながら、良い方法をご提案していきたいと思っています。
近年、食生活の欧米化などのライフスタイルの変化に伴い、尿酸値の高い人が増加傾向にあります。
高尿酸血症を放っておくと関節などに激痛を伴う痛風に進行します。ときには、腎臓に結晶化して尿路結石や腎障害を引き起します。
食生活を見直し、体重を減らす、という生活習慣の中から尿酸値を改善するとともに、痛風発作のあった方やなお数値が高い方は内服薬も併用して治療をしていきます。
近年、そのメタボリックシンドロームと高尿酸血症の密接な関係がわかってきました。尿酸値が高くなるにつれてメタボリックシンドロームの発症率が上昇することや、メタボリックシンドロームの要素が増えると尿酸値が高くなるということが明らかになっています。
内臓脂肪が多い人ほど尿酸値が高く、尿酸値が高い人は内臓脂肪が多いという調査データからも、メタボと高尿酸血症が密接な関係にあるといえます。
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